スマホの「頭金ってなに?」って思いますよね?
スマホを機種変更するときに言われる
「本体価格とは別に、頭金が〇〇円かかります。」
これ、かなりモヤっとしますよね。
ほんとうに何回も言われました。
●頭金って何?
●なんで店舗によって金額が違うの?
●払わなくて済む方法はない?
通信業界で20年、ショップ店長も10年経験した立場から
”誰も教えてくれない“本当の仕組み”を解説します。

【このブログを書いている人】
筆者:こらーじょ
通信業界に20年在籍、某携帯専門ショップ店長を10年経験し、スマホに関連した「あんぜん」「あんしん」情報または携帯ショップのリアルな話しなどを発信。
そもそもスマホの「頭金」って何?

結論から言うと、
★本体代の一部前払いではありません。
本体代金とは別でスマホショップの頭金は
「店舗が独自に設定してい上乗せ金額」です。
通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)が
「頭金を取れ」と決めているわけではありません。
なぜ頭金を取る店舗があるの?
理由は主に2つあります。
①店舗ごとに経営が違う

実はスマホショップの多くはキャリア直営ではなく代理店が運営しています。
よく目にする、携帯専門ショップですが、
ほとんどが看板を掲げている会社名ではありません。
例えばドコモショップとかソフトバンクショップとか表示がありますが、
ほとんど別の会社が運営しています。
実情は「運営代理店」が看板を借りて、
(通信会社と契約して)営業しています。
運営会社が異なることで、営業方針もそれぞれになります。
となりの街の同じ看板を掲げている会社が全く違う運営会社というのはよくあります。
そして、代理店には「全国展開」「地域のみ」「数店舗だけ運営」
「数百店舗運営」「1店舗1会社」などもあります。
経営体力が全然違うため 頭金の有無・金額に差が出ます。
②店舗の運営コストを補うため
ショップの運営には「人件費」「家賃」「広告費」「採用教育コスト」
などいわゆる店舗運営に莫大なコストがかかります。
しかし、スマホ本体だけでは利益がほぼ出ないため、
頭金で調整している店舗が多いのが現実です。

あくまで事例で機種によって異なりますが、
標準価格(オンラインでの販売価格)より仕入れ額が高いことがあります。
左の図が仕入れ価格で、右の図が販売価格です。
仕入れ価格より、標準販売価格が低いことがわかると思います。
つまり、普通に販売したら赤字になります。
(普通の物販ではありえませんよね汗)
そして、販売すると契約している通信キャリアから手数料が入ってきます。
でも、それだけではとても経営していけません。
1台の販売利益は微々たるものです。
そのために、「頭金」という形でネットにはない、人件費や家賃代などをまかなっています
頭金ってなくせないの?
結論からいうと”なくせるケースはあります”。
頭金がかからない主な方
オンラインショップを使う
ただし、オンラインで購入する場合には、設定やデータ移管などすべて自分でやる必要があります。操作や知識に不安がある場合には安く買ってもその後にけっきょく設定にお金がかかってしまうこともあります。
キャンペーンを狙う
これが狙いたいところです。
キャリアショップはいろんな会社とお付き合いがあります。
特にメーカーとの関係は深く、よく特定のメーカーと協力して、
特価価格を出すことがあります。
しかし、狙い撃つのはけっこう大変かもしれません。
なにせショップ店長すらいつそうなるかわからないことがあります。
急にはじまって、急に終わったりするので、情報が大事です。
各店舗のSNSやショップ会員に加入することをオススメします。
急にはじまって台数限定とか普通にあるので、
その場合の告知はチラシなどは向きません。
会員様のみに発信することはよくあります。
交渉したら頭金は消える?
正直に言うと、店頭での価格交渉ではほぼ消えません。
頭金を値引きしていたら、店舗の経営が成り立ちません。
従業員のお給料も払えません。
しかし、まったく不可能ではありません!
これも見えないので難しいのですが、
例えば、
「メーカーから1台〇〇円支援」とか
「このサービス売ってくれたら1件〇〇円支援」
とか関係会社からの支援があれば、値引きしてでも利益が確保できることがあります。
みなさんも、「これ買ってくれたら値引きするよ!」
とか言われたことありませんか?
その場合には原資を別の協力会社が負担してくれるので、
かなり値引きが可能になります。
また、その値引き時に後々、ユーザーが損するような設定はしません。
そのリスクを負ってまでする必要がないからです。
ですから、何か提案されたら聞く価値はあります。
でも。自分のいらないものは絶対契約しないでくださいね。
けっこう推してくるかもしれませんが・・・(汗)
頭金を払う価値はある?

では、頭金を払ったら損なの?
そんなことはありません。
これは人によりますがショップならではのサービスが多々受けられます。
ショップで受けられるサービス例
✔ データ移行
✔ 初期設定
✔ トラブル対応
✔ アクセサリ取り付け(ケース・フィルムなど)
✔ 料金プランの無料相談
✔ 流行りや機種の良いところの紹介
✔ 自分だけでなく家族の分も相談できる
これらを重視する人には店舗サポート代や各種相談料として活用してください。
と、いうよりショップで購入するならば、目いっぱい普段困っていることを聞いてください。
せっかくの機会ですので。
一方、「自分で設定できる」「料金を最安にしたい」なら、
オンライン一択でいいと思います。
まとめ
スマホの頭金は「前払い」ではない
店舗独自の手数料
規制と利益構造が原因
オンラインなら回避できる
サポート代と相談料と考えるとよい
ショップには「店員」がいます。
これが何よりもショップの一番の特徴だと思っています。
ただ手続きするだけの受付係ではなく、いろんな困りごとや要望によりそいながら、
お客様がより便利に快適にスマホを使えるようにお手伝いをします。
そのためにも、「頭金」は必要になります。
少しでもみなさまのモヤモヤは晴れましたでしょうか?