携帯ショップの年収はどれくらい?働く前に知りたいチェックポイント

ショップ店員女性

携帯ショップの年収や働く前に知っておいてほしいことを解説します。

誰もが知っている会社の看板で制服を着てなんだか華やかに見えますよね?

では、ショップ店員は実際にどれくらいお給料をもらっているでしょうか?

または、働くと何か特典あるの?スマホが安くなったりするの?

聞いてみたいことがたくさんあると思います。

実際に長年働いてきた筆者がその疑問にお答えしつつ、働く前に知っておきたい注意点を詳しく解説します。

これを知っているだけで、大きく違ってきますので、就業を検討している人はぜひチェックしてください。

【このブログを書いている人】
筆者:こらーじょ
通信業界に20年在籍、某携帯専門ショップ店長を10年経験し、スマホに関連した「あんぜん」「あんしん」情報または携帯ショップのリアルな話しなどを発信。

目次

携帯ショップの年収と雇用形態

手でOKサインするスーツの女性

ショップの中には様々な職種があり、雇用形態によっても年収は大きく異なります。一般的な事例をもとにおおよその年収額と業務内容をご紹介します。

正社員の場合

フルタイム勤務(週5日40H)が基本です。

店舗で接客や在庫管理などに加えて、本部からくる指示やディスプレイ変更など業務は多岐にわたります。リアル店舗運営が軸なので、リモートワークなどは基本できません。また、多くの場合には残業が発生します。

例えば19:00閉店だったとして、駆け込んできたお客様との接客が20:00すぎるなどのことは日常茶飯事です。

機種変更や故障受付などは1件1~2時間が平均なので、どうしても発生してしまいます。

頻度にもよりますが、月20H~40Hは平均として発生することが多いです。

休日は週休2日が主流です。

ただし、土日に来客数が多くなるので、多くの場合には土日は休みにくくなっています。

店舗によって様々と思いますが、土日休み禁止や希望性で3人までなどの土日休みに一定の制限を設けることが多いです。

また、最近は緩和されつつありますが、年末年始やお盆、G・W等も休みづらくなっています。よくショッピングモール等で働いている従業員を見かけると思います。

正社員は基本、責任が大きく、自由度は低い傾向となります。しかし、クレーム対応をする立場になったり、指導役になったりしてくると、その分それなりの見返りは期待できるようになります。

年収相場

1年目~3年目 300万~500万まで

4年目以降  500万~1000万まで

かなり幅が大きいですが、この後にこの理由を更に詳述します。

派遣社員の場合

多くの場合には店頭接客が主流です。複雑なオペレーションなどは正社員に任せて、指示のもと店頭でお客様応対するのでが基本です。

正社員と同じような理由で残業は発生します。しかし、一般的にはクレーム応対などはやらない事が多いです。

近年は店舗内での分業化が進んでおり、担当別に業務に就く場合も増えてきています。イベント要員や土日だけ勤務など比較的フレキシブルに雇用契約を結ぶことも多くなってきています。

時給相場

時給1300円~1500円ぐらいが多いと思います。

アルバイトの場合

業務の性質上比較的この雇用形態は少なくなっています。携帯ショップ店員はお客様の個人情報を扱うので全員必ず必須の研修と誓約書を交わします。

この内容はもし、違反したら損害賠償を負うような内容になっていますので、それなりの研修と教育がないと仕事を任せられません。

その為、大型店舗での事務作業員や清掃スタッフなどで店頭業務に携わらない部分的なお仕事を任せられることが多いです。

時給相場

各自治体の最低時給近辺


近年は情報管理の徹底や勤怠管理がより厳しくなっており、より正社員化の動きが大きくなっています。

入社時は派遣でも、経験を積んで正社員化やアルバイトから正社員化なども進んでいます。

未経験からでも十分にやっていける仕事なので、採用募集は幅広く行われていて、就業の門戸は大きく開かれていると思います。

携帯ショップの年収の内訳について

説明する女性スタッフ

ショップ店員の給料の内訳についてご紹介します。基本給だけでない様々な収入が存在します。

基本収入について

基本の給料は「基本給+残業代」です。(派遣社員は派遣元に準ずるので割愛します)

多くの場合には交通費支給がほとんどです。また、各種保険や福利厚生なども付いていることがほとんどです。

大切なポイントなので、この後も詳述しますが、会社によって全然違います。

インセンティブ制について

多くの店舗で成果に応じた報奨金制度があります。店舗の営業目標と個人成果に応じて、数千円~数万円の個別褒章がもらえる事がよくあります。

以下は実際にあった事例の一部です。

「〇〇サービス 1件獲得につき個人褒章200円を付与(月単位)」➡月100件成約して20,000円の報奨金

「社内コンテストで1位を取ったから、ポイントを150,000ポイントもらった」

「お客様満足度評価で月間優秀賞をもらって、5,000ポイントもらった」

などなどこのような報奨金はほぼずーっと行われています。これを取り続けることで大きな収入になることがあります。

スキルに応じた資格手当について

会社にもよりますが、個人に社内資格が存在します。それは営業的なものもあれば、補佐的なものもあり、その資格に合格すればそれに応じた資格手当が毎月もらえます。

これがかなり大きくて、最高位を取得すると、毎月30000円~70000円近くになります。

その他の特典など

店員向けにいろんなメーカーから購入支援がきたりします。有名やSumsungやGoogleやSONYやSHARなど、新機種発売の時期になると自社商品を売り込みにきます。

また、会社にもよりますが、自社サービスを店員向けに月額無料で提供したりします。

また、多くの場合スマホや充電器などスマホ周りの製品が原価で買えるなども店舗によってはやっています。


入社3年目 正社員Mさんの実例

基本給 250,000円

残業代 35,000円

個人報奨金 20,000円

スキル資格手当 30,000円

合計 335,000円

このようなスタッフはとても多くいます。もっともらえる人もたくさんいました。

これにボーナスが入ってくるので、3年目以降は年収で500万超えが続出します。

携帯ショップの職種と年収について

会話する男女の会社員

次にショップ内での役割別の年収相場について詳しく解説します。

窓口担当

入社した場合にはほとんどがこの窓口業務からスタートします。基本フルタイムで窓口~バックヤード業務まで幅広く対応します。

年収相場 300万~500万

この窓口業務から役割が変わっていくことで大幅な年収UPが狙えます。

ショップ店員の仕事については下記記事でも紹介していますので参考にしてみてください。

事務担当

店舗の事務員など窓口業務以外の勤務となると窓口よりも少なくなることが多いです。成果に応じた報奨金やスキル資格などが得にくいことと、比較的昇給も緩やかです。

年収相場:200万~400万

役職者(店長・副店長など)

窓口担当~役職者になると大きく昇給することがあります。社内でのランクアップと勤怠管理者としての責任を任され、責務は大きくなりますが、給与は上昇します。

また、店舗の代表者として、お客様へのクレーム対応や自治体との窓口や各協力会社との連携などより会社員としての側面が強くなります。

年収相場:500万~1000万

本部担当者

個店舗の責任者を得て複数店舗をまとめるグループマネージャーやエリア管理者などになることもあります。会社規模にもよりまがこのランクまでくると、一般的な会社の課長~部長クラスと言えると思います。

この段階ではもう店舗スタッフではなく、どちらかというと本部で会社の方針などを決める立場として、本部事務所での勤務となることが多いです。

年収相場:700万~1300万


まずは窓口で入社して基本の勉強をしながら、窓口業務に就きます。その中から成果を出しているスタッフから副店長~店長となり、更に成果を出してグループマネージャーになるような基本ラインだと思います。

最初は大変な事も多いですが、いわゆる出世した場合には夢もあります。また、一緒に働く仲間もたくさんできると思います。

余談ですが、このような記事も出しています。

携帯ショップの年収は会社によって大きく違う

林立する高層ビル群

就業を考えている人にはぜひとも見ていただきたい項目です。年収と考えた場合には何よりもこれが大きく影響します。

〇〇ショップならどこでも同じではないので、勤務先を選ぶ際にとても重要になります。「近いから」など安易な理由で就業すると後々後悔するかもしれません。

携帯ショップは看板とは違う会社が運営している

会社を問わず、ほとんどの店舗は「代理店が運営」しています。これは様々な会社が参入しているために、実際に働いてみるとまるで違う会社になります。

詳細は下記記事で紹介していますので参考にしてください。

携帯ショップは大小様々な会社が運営している

運営代理店はかなりたくさんあり、全国で数百社が参入しています。見た目は同じ看板に見えると思いますが、中身は全く別物です。

全国で数百店舗を運営する大型代理店もあれば、1店舗のみ運営する小規模代理店もあります。

大規模代理店なら従業員は数千人、売上高は数百億円だったりしますが、小規模なら従業員10人未満、売上高数千万円規模の会社もあります。

当然、大企業と中小企業の給料格差は生じます。店舗を選ぶというよりも会社を選ぶのが正解です。

しかし、なぜか、店頭ではおおやけに運営代理店名は出していません。各社隠してはいませんが、積極的には言いませんので、調べないとわからないと思います。

大規模代理店の年収事情と働き方

秋葉原電気街

では、実際に働いた時の違いなどについて詳しくご紹介します。まずは大規模代理店の特徴です。

年収状況

年収は300万~1000万超えまで、活躍によって大きな収入を得ることができます。

また、賞与や福利厚生なども親会社に影響を受けて、充実した内容になることも多いです。

大手運営代理店は多くが親会社を持っていて、大きなバックボーンで運営しています。

運営代理店と親会社の事例:

兼松コミュニケーションズ➡伊藤忠系列

株式会社ベルパーク➡光通信系列

働き方

たくさんの店舗を持っているために、従業員の競争は激しいです。1店舗10人~20人の規模で、数百店舗ある中から、店長やマネージャーになれるのは一握りです。

働きやすさはあるものの、社内での競争に残っていけないと高収入は望めません。より成果を出すための努力が必要となります。

しかし、働く仲間が多かったり、うまくいかない時も店舗異動などでやり直しがきく柔軟な環境もあります。

時には全国規模で転勤したり、社内の法人営業や別部署への配置転換など頻繁に異動や昇降格が行われるため、雇用としては安定しているものの、環境は安定しているとは言い難いです。

小規模代理店の年収事情と働き方

携帯ショップの模型

次は小規模代理店の特徴についてご紹介します。

年収事情

大規模代理店とは違い大きく収入を増やすことは難しいかもしれません。多くは年収300万~700万前後になると思います。

店舗責任者クラスでも1000万を超えることはほぼないと言えるでしょう。また、入社後の伸びもそれほど期待はできません。

会社の業績にもよりますが、一番違うのが賞与と思われます。大規模代理店が賞与1回で例えば100万円あったとしたなら、小規模代理店では50万あればよいほうでしょうか。

規模の利益が大きく出やすいことになるので、自分がどの規模の代理店に入社したかは理解しておいた方がいいです。

働き方

小規模代理店の魅力は家族的な運営により、非常に密な会社との関係にあると言えます。

携帯ショップ店員は一人前になるまでに最低でも3年は要すると言われています。よって頻繁な入退社は会社にとっても非常に不利益で、今いる社員を大切にする傾向があります。

貴重な戦力として、比較的安定した環境で働くことができる可能性はあります。年収よりもこういった「働きやすさ」を重視するなら小規模代理店も選択肢の一つです。

運営代理店の調べ方

では、調べたい店舗がどこの運営代理店かを知るにはどうしたらいいでしょうか?働くだけでなくよく行く店舗を調べてみたら面白いかもしれません。隣にある店舗の規模が全然違うことはよくあります。

ネット検索

一番は店舗名で検索してみることです。ちなみに店舗に行ってもわかりません。どこにも表示していないと思います。

どうしてそうなっているかは実際に働いていても誰も明言はしませんでしたが、表向きでは〇〇ショップとして運営しています。

店舗名からたどって、その運営会社のホームページなどを見るとだいたい運営店舗数が出ています。

運営店舗数=代理店規模と判断してほぼ間違いないかと思います。構造上1店舗で何店舗分もの強大な利益を出せる仕組みにはなっていません。

店舗に問い合わせる

もう一つは店舗に直接店舗に問い合わせることです。しかし・・あまり喜ばれないと思います。

経験上ですが、もし店舗に用事があるなら〇〇ショップで事足りるはずなので、それを敢えて会社名を名乗らせるのは何か理由があると考えると想定されます。

実際に業者でもないのに運営代理店名を聞かれて良かったためしがありませんでした。

ホームページは出しているし、聞いて問題ないのですが、ショップ店員はあまり嬉しくはないかもしれません・・・。

まとめ

深呼吸する女性

携帯ショップの年収はまとめると下記を知っておく必要があります。

・雇用形態

・入店後の役割

・入社する会社の規模

・入社後のキャリアパス

・(店舗異動の有無)

ぜひ、自分に合った店舗を見つけてくださいね。

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