近年、「宅配業者」「銀行」「キャリア」…
いろいろなものになりすまして、
スマホに届くSMS(ショートメッセージ)を使った詐欺が急増しています。
「荷物をお届けできませんでした」
「料金の未払いがあります」
「アカウントが停止されました」
何か不安を煽るような内容で、
こちらも「何もしないとやばいんでは?」と心配になってしまいます。
こういったメッセージは、携帯ショップでも
毎日のように相談される内容です。
見た目は本物そっくりですが、リンクを押すと
“偽サイト”に誘導され、個人情報を盗まれる仕組みになっています。
この記事では、詐欺SMSのよくある
特徴・危険な実例・見分け方・対策方法 をまとめて解説します。
詐欺SMSによくある“共通の特徴

不安をあおる内容になっている
URLが公式っぽいけど“微妙に違う”
電話番号が不自然 or 海外っぽい
メッセージの日本語が少しおかしい
①「不安をあおる」内容になっている
詐欺メッセージは、必ず「緊急」「至急」「停止」「未払い」
などの焦って判断を鈍らせるような言葉が入っています。
例:
「アカウント停止のため確認が必要です」
「未払いのためサービスを停止します」
人を焦らせれば焦らせるほどクリック率が上がるため、こうした言葉が使われています。
② URLが公式っぽいけど“微妙に違う”
詐欺URLの例:
docomo.ne.jp.xxxxx-app.com
sagawa.co.jp-security.info
paypal.co.jp-verify.com
公式URL+見覚えのない文字列 が特徴。
文章だけでなく、URLもチェックしましょう。
特に公式を語っているものほど効果的です。
ドメイン(後ろの部分)はだいたい統一されています。
公式に入ってない文字があったら要注意です。
③ 電話番号が不自然 or 海外っぽい
+7、+44 など海外番号080・090・070
でも個人っぽい番号から送られてくる。
企業は基本的に“個人番号”からSMSを送らない
ため、まず怪しいです。
④ メッセージの日本語が少しおかしい
「お客様は重要なお知らせ通知がありました」
「リンク開くてください」
不自然な助詞・不自然な語尾など、
よく見ると違和感があります。
【実例】よくある詐欺SMSのパターン
ここからは、実際に多く相談される詐欺SMSの“事例”を紹介します。
① 宅配業者を装ったメッセージ
「お荷物をお届けできませんでした。再配達はこちら」
→ 偽サイトで住所・名前・クレカ情報を入力させられる。
② 銀行・クレカ会社を名乗るメッセージ
「カードの不正利用を検知しました。確認してください」
→ ログイン情報やワンタイムパスコードを盗まれる。
③ 携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を装う
「料金未納のため利用停止になります」
→ 支払い情報を入力させる偽サイトへ誘導。
④ Amazon / Apple / PayPay を名乗る
「アカウントが停止されました」
→ログイン情報を盗む目的。
⑤ 公的機関を装ったメッセージ
「税金の還付があります」
→ 電子決済アプリに誘導し、不正送金される。
詐欺SMSの“見分け方” 5つのチェックポイント

スマホ初心者でも見分けやすいように、ポイントをまとめました。
URLを絶対に押さない
公式アプリ・公式サイトで確認する
内容が本物でも「SMSのリンクから開かない」ルールにする
電話番号やURLの末尾が変なら疑う
不安にさせるメッセージはまず詐欺と思う
① URLを絶対に押さない
まず、リンクはタップしないことが大前提。
接続すると「ログ」が残ります。
押したことが相手にもわかるので、
次からもターゲットにされてしまう恐れがあります。
② 公式アプリ・公式サイトで確認する
AmazonならAmazonアプリから、
携帯料金ならMy docomo / My au / My SoftBankから直接確認すれば100%安全。
③ 内容が本物でも「SMSのリンクから開かない」ルールにする
詐欺は本物そっくりなので、
リンクは基本押さないと決めてしまうのが一番安全。
④ 電話番号やURLの末尾が変なら疑う
少しでも変なら開かない。
+とか、携帯番号080、070など、
企業の公式ドメインと少し違うなど。
⑤ 「不安にさせるメッセージ」はまず詐欺と思う
本物の企業は“焦らせる文言”をほぼ使いません。
【対策】詐欺SMSを受け取ったときにやるべきこと
① 無視して削除
これが最も正しい対応。
② SMS拒否設定をする
Android:メッセージアプリ → 設定 → スパム保護
iPhone:設定 → メッセージ → 不明な送信者をフィルタ
③ キャリアの迷惑SMS対お策を使う
各社のフィルターはかなり優秀です。
ドコモ:あんしんセキュリティ
au:迷惑メッセージブロック
ソフトバンク:迷惑電話ブロック
また、さらに強化するために「詐欺SMS対策専用ソフト」をいれるとかなりあんしんです。
④ 心配なら店舗へ持って行く(遠慮しなくてOK)
なにか不安があれば、
携帯ショップで無料で確認できます。
その時には削除せずに、
何も触らずに店員に見せてください。
ショップ店員はよく相談されるので、どこが怪しいか判別できやすいです。
また、傾向として、同じような迷惑メールは同時期に送られやすいので、
周りの状況なども知っていることがよくあります。
もし押してしまった場合の対処

① まずは落ち着く
偽サイトを開いただけなら大丈夫。
何度もいいますが、相手は「焦らせる」ことが第一の目標ですので、誰かに相談しにくい内容で送ってきます。
一人で悩まずに近くの人に相談してください。
② 情報を入力した場合はすぐ対処
例えば:
クレカ → カード会社へ連絡
ログインID → パスワード変更
Apple ID → 注意喚起+2段階認証
携帯キャリア → 相談窓口へ
また、続けてきた場合などには、警察に相談しましょう。
詐欺や不正アクセスなど事件に巻き込まれそうな時の対処方法が出ています。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/security/cyber406.html
③ 心配ならウイルススキャンを実施
ウィルス対策ソフトを入れておくことをオススメします。
様々なリスクに対応できるようになります。
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まとめ:不安をあおるSMSはまず疑うこと
詐欺SMSは年々巧妙になっていますが、以下の3つを守るだけで被害はだいたい防げます。
あなた自身を守るためにも、スマホに届くメッセージは慎重に確認しましょう。
