スマホの処分をするときに何を気を付ければよいか知っていますか?
スマホを処分するとき、「そのまま捨てても大丈夫?」と不安に思ったことはありませんか?
実は、正しい手順を知らずに処分してしまうと、個人情報の漏洩や不法投棄につながるリスクがあります。
この記事では、スマホを安全に処分するための正しい方法と注意点をわかりやすく解説します。
さらに、処分する前に知っておきたい「下取りや買取で損をしないコツ」もご紹介します。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

【このブログを書いている人】
筆者:こらーじょ
通信業界に20年在籍、某携帯専門ショップ店長を10年経験し、スマホに関連した「あんぜん」「あんしん」情報または携帯ショップのリアルな話しなどを発信。
スマホを処分する時のよくある3つのリスク

スマホは小さなパソコンのようなものです。
その中には、電子回路やバッテリーなど、そのまま捨てると発火したり、貴重な資源が失われるなど問題がでることがあります。
特に最近は「レアメタルの問題」もあり、ただのゴミとして扱うと罰則もあり得ますので慎重に行う必要があります。
「レアメタル問題」については下記サイトで詳しく解説しています。
「スマホを処分したい」と思ったらまずは下記をチェックしてみてください。
スマホの処分リスク① 個人情報の漏洩
スマホには、個人の写真や連絡先など個人情報がたくさん入っていますよね。「電源が入らないからもう大丈夫」「昔のスマホで消し方がわからないからまいいか」などとなっていませんか?
電源が付かなくてもデータを抜き取る方法はあります!安易に捨ててしまうとそこから重要な情報が抜き取られる可能性があります。
また、最近は電子決済などがスマホで頻繁にやりとりされています。クレジット情報や電子マネーの情報などはスマホの中にログとして残っている場合があります。
次の問題として最近問題になっているのは、「SNSログイン情報」です。
アカウント乗っ取りや不正な拡散などスマホの中から抜き取れる情報はたくさんあります。
まず大切なのは、初期化せずに処分すると、第三者に悪用される可能性があります。
でも、電源が入らないと初期化できないですよね?その場合の対処方法についてはこのあと詳細に解説いたします。
スマホの処分リスク② 不法投棄になる可能性
スマホは小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)の対象物品になっています。
対象商品にはルールがあり、違反した場合には認定事業者や報告義務違反者などに対し、30万円以下の罰金が科される可能性があります。
一般消費者には罰則はないのですが、無許可業者への引き渡しや不法投棄は、廃棄物処理法違反(5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金)に問われるリスクがあります。
一般ゴミとして捨てられない場合が多く、 自治体ルールを守らないと不法投棄扱いになることもあります。
スマホの処分リスク③ 思わぬトラブル(悪用・転売)
実際に店舗でも「処分したスマホが悪用されたかもしれない」という相談を受けることがありました。
廃棄した後に、スマホの中からデータを抜き取ったり、スマホを転売したりする事例があります。
スマホは1台ごとに製造番号が割り振られ、その番号がどこでどう使われたかは通信事業者がわかっています。
もし、盗まれたスマホが犯罪に利用されて、その製造番号が過去にあなたの使っていたものという可能性もあります。
正しい手順を知らないまま手放すのは危険です。
スマホを処分するための正しい手順:電源が入る場合

ここからは、誰でもできる安全な手順を解説します。まずはスマホの電源が入る場合からお伝えします。
① データのバックアップを取る
まずはバックアップを取りましょう。この後、データを全削除する必要が出てきますので、消すまえに大切な情報は別の場所に保管しておく必要があります。
ここで大切なバックアップ手段ですが、大きく分けて3つのカテゴリーがあります。
・個人データ
・各種アプリのアカウント情報
・電子決済の情報
これらを事前に把握しておきましょう。
② 各種アカウントのログアウト
- Apple ID
- Googleアカウント
必ずログアウトしておきます。
③ 初期化(リセット)を行う
①・②ができたら、ここでようやく
スマホの「設定」から 端末の初期化(リセット)
を実施。
これでデータは削除されます。
④ SIMカード・SDカードを抜く
忘れがちなので十分注意してください!!
店舗でも古い機種にSDカードが入っていることが、ほんとうによくあります。
- SIMカード
- SDカード
は必ず取り外しましょう。
(古いSIMカードはハサミで裁断して、燃えるゴミ扱いでOKです)
スマホを安全に処分するための正しい手順:電源が入らない場合

①携帯ショップに持っていく
電源が入らないと、スマホを操作してデータの消去はできません。
しかし、専門器具を使えば、基盤から直接データを抜くことができることもあります。
データ消去前に安易に廃棄すると情報漏洩のリスクがあります。
携帯ショップはその場合にも、基盤を直接破壊する専用器具があります。
不安な場合には携帯ショップに持って行ってください。
②自治体指定のリサイクルBOXを使う
各自治体で廃棄専用BOXが設置されていますのでそこに廃棄してください。
スマホに使われているリチウムイオン電池は発火の危険性があります。
必ず、各自治体指定の方法で廃棄をお願いします。
回収業者には認定事業者を必ず使ってください。
不法投棄や不正利用への加担、情報漏洩のリスクがあるので十分な注意が必要です。
各地域の認定回収業者は下記サイトで検索ができます。
気をつけて!悪質業者が狙っています!

「悪質な不用品回収業者による高額請求」
「データ消去に絡む個人情報詐取・流出」
などの被害が出ています。
【違法な不用品回収業者の事例】
「無料回収」を謳いながら、積み込み後や作業完了後に高額な費用を請求してくるケースがあります。
一般廃棄物処理業の許可を持たない業者が回収した廃棄物を不法投棄する事例も報告されています。
【データ消去に絡むトラブル事例】
「データ完全消去サービス」などを利用した際に、実際にはデータが消去されておらず、個人情報が流出するリスクがあります。
偽の警告画面やアプリを通じて個人情報を詐取するフィッシング詐欺やサポート詐欺も存在します。
いずれも悪質な詐欺行為ですが、安易に廃棄をすると危険がともないます。
自治体の指定方法または携帯ショップに依頼してください。
さらに安心したい人へ|セキュリティ対策という選択

「初期化だけで本当に大丈夫?」と不安な方も多いと思います。
実際、店舗でもこの相談はよくありました。
そんな場合は セキュリティ対策アプリの利用も一つの方法です。
不正アクセスやデータリスクを減らせるため、 特にスマホに不慣れな方や高齢の方には安心材料になります。
下記サイトにて詳細にご紹介していますので参考にしてください。
スマホは捨てるだけじゃない|お得な処分方法


実はスマホは 「捨てる」より「売る」方がお得な場合が多いです。
① 下取りを利用する
キャリアショップでは
- 新機種購入時の返却特典プログラム
- 下取りキャンペーン
などで古いスマホを実質売ることができます。
② 買取サービスを使う
まだ使えるスマホなら
- フリマアプリ
- 買取サービス
もおすすめ。
数千円〜数万円になることも。
データやアカウントの消去、外部記録媒体(SDカードなど)の抜き漏れにはくれぐれもご注意ください。
③ 店舗目線の本音
正直に言うと、店頭で接客していて思うのですがお客様の多くが「スマホ廃棄」に対しての危機意識がそれほどあるようには見えませんでした。
電源が入らなくなったスマホはいうなれば、
「見なくなった昔のアルバム」という感じではないかと思います。
目に見えないので、意識しづらいですが、個人情報だらけの事が多いので
スマホの廃棄=「自分の個人情報を廃棄」
すると考えたほうがいいと思います。
そう思えば信頼できるところにしか渡せませんよね、
話は変わりますが。
逆にデータを取り出そうとしてみると、忘れていた思い出の写真が出てきて、思わずうれしい事に遭遇するお客様がたくさんおられました。
一度、電源ONに挑戦して見ると、宝探しができて面白いかと思います。
まとめ|スマホは正しく処分してリスクを防ごう


スマホの処分は、ただ捨てるだけではありません。
- 個人情報の削除
- 正しい手順
- 安全な処分方法
を理解しておくことが大切です。
また、まだ使える端末は 下取りや買取を活用することでお得になる可能性もあります。
ぜひ今回紹介した方法を参考に、
安全で後悔しないスマホ処分を行ってください。






