スマホにウィルスが感染したらどうなる?
ある日突然、あなたのスマホに鳴りやまない大量着信がやってくる。
どうして?
なにがあったの?
突然の出来事に恐怖し、おそるおそるスマホの画面を見てみると・・。
そこには、あなたの名前があった・・。
携帯ショップ店頭では、たくさんの相談が来ます。
自分では知らないところで、たくさんのリスクが存在し、常に脅威にさらされていることはご存じでしょうか?
20年のショップ勤務経験であった、実例をもとに対処方法や予防方法をご紹介します。

【このブログを書いている人】
筆者:こらーじょ
通信業界に20年在籍、某携帯専門ショップ店長を10年経験し、スマホに関連した「あんぜん」「あんしん」情報または携帯ショップのリアルな話しなどを発信。
被害事例①ダークウェブの世界

「ダークウェブ」という言葉を知っていますか?
ネットの世界は広く、何よりも深く広がっています。
普段あなたが見ているネットの世界はちょうど、氷山が海から出ている部分を見ているにすぎません。
知らない海の底であなたの個人情報が売買されているかもしれません。

【実例】Gogoleメールアドレスが流出したKさんの事例
ある日Kさんがショップに来店されました。
「おかしなメールがたくさん来るようになって、しばらく放置していたら、急に画面に「登録完了」という表示が出たのですが、大丈夫でしょうか?」

Kさんは比較的ネットの怖さを知っているようで、画面を何も触らずに相談にきました。
『何もしなかった』為に、多重の被害を免れることができました。
皆さんは突然こんな画面が出てきたらどうしますか?
どうか慌てないでください。
一人で抱え込まないでください。
焦ったり、冷静な判断を失うと相手の思うツボです。
慌てずに必ず誰か身近な人に相談してください。
では、どうして漏洩してしまうのでしょうか?
それは、主にサイバー攻撃者によるハッキングやフィッシング詐欺が原因です。
セキュリティ対策無しでの企業サイトへの会員登録やクレジット、銀行決済は注意が必要です。
ダークウェブ上の個人情報流出を監視・通知
被害事例②架空請求からの2次被害

【事例】架空請求詐欺に遭ったOさんの事例
Oさんが来店されました。
身に覚えのない業者から買った覚えのない請求がメールで送られてきた。と相談がありました。

Oさんには全く身に覚えがありませんでした。
すぐに警察に届け出ることをオススメして、その場は帰られたのですが、どこか浮かない様子でした。
翌日またOさんが来店されました。
「実はこの請求で焦って、メールに返信してしまいました。そうしたら、画面がこんなことになってしまって・・。」
見てみると画面がプルプル震えています。
文字もわけがわからない文字が羅列していました。
明らかにウィルス感染しているように見えました。
対処としてすぐにスマホを強制初期化をしたところ、いったん正常にもどりました。
しかし、中のデータは完全消失し、2次被害の状況は判然としないまま・・・。
その後、来店はなかったのですが、無事であったことを願うばかりです。
メールやサイトなどでおかしいと感じたら、絶対に返信したり中をみようとしたりしないでください。
その添付ファイルやアクセスからウィルスが侵入してしまう恐れがあります。
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被害事例③家族からのSOS!その時あなたはどうする?

【実例】年配の父親から相談を受けたNさんの事例
Nさんは高齢の父親をもつ方でした。お父様は最近スマホに機種変更されたばかりだそうです。
ある日お父様から緊急の連絡が入ったそうです。
「身に覚えのないショップサイトから「会員登録ありがとうございます」ているメールが来たけど、これ大丈夫か?」と聞いてきたそうです。
後日、そのスマホを持って、お二人で来店していただきました。
スマホを見る限り問題はなさそうです。
しかし、メールが届いたそのショップは海外のショップです。こんなECサイトに登録するはずがありません。
詳しく話しを聞いてみることにしました。
お父様は、Googleメールやアカウントのことがよくわかっていませんでした。
どういう経緯で情報漏洩に至ったのかは判然としなかったのですが、一つわかったことがあります。
Googleアカウント=パスワードにしていました。
誰にでもわかるパスワードにしていたことで、誰でも容易に自分のIDを使われてしまう事を説明し、その場ですぐに変更してもらいました。
メールアドレス+パスワードだけでできてしまうことはとても多いです。
他者にわかってしまうことのないように十分に注意をしてください。
参考に危険なパスワードを紹介しているサイトをご紹介します。

出典:アットエス「簡単すぎて危険!?【パスワードランキング2024発表】日本人が使いがちな危険な組み合わせ、簡単にできる対策をプロが伝授!」
生体認証により一つのマスターパスワードのみで全てのパスワードと重要ファイルを管理
被害事例④まさか!うちの子が!高額請求の恐怖

【実例】高額請求被害のMさんの事例
Mさんが来店されました。
「高額な請求書が届いた!こんなの知らないから修正してください!」
とても怒っています。
詳細に請求書控えを一緒に見てみることにしました。
ご家族と一括請求を組んでいて、そのうちの1回線が5万円になっています。
「この番号はだれが使われているのですか?」
と聞いてみると。
「中学生の子供の番号だ」
とのことです。
この回線で高額な請求が発生しています。
更に高額になっている項目の「携帯電話合算払い」というのは、ネット購入などで発生することもお伝えしました。
いったん帰宅されました。
翌週Mさんが再来店されました。
「子供がネットゲームで石?を購入したと言っています。たぶんゲームの課金が原因そうなのですが、何とかなりませんか?」
すぐに「携帯電話合算払い停止」登録をして、その後の課金はできないようにしました。
更にパスワードを変更し、子供が一人では課金できないようにしました。
しかし、残念ながらすでに発生した料金に関してはこちらではどうしようもありませんでした・・
子供にスマホを持たせる時はしっかりとリスクの説明をお願いします。
本サイトでも他記事で注意点を紹介していますので参考にしてください。

不適切コンテンツからの保護
使いすぎ防止
ペアレンタルコントロール
まとめ:被害に会わないために

たくさんの被害現状を紹介しました。
実は似たような事例であれば他にもたくさんありました。
多くの場合「自分がまさか!」「家族がまさか!」という「まさか!」の連続でした。
決して他人ごとではありません。
常にセキュリティの意識を持ってスマホを有効に使えるようにお気をつけください。





