ドキッとした経験ありますか?
「料金未納のお知らせです」と突然SMSが届くと、不安になりますよね。
しかし近年、料金未納を装った詐欺SMSが急増しており、本物と偽物を見分けるのが難しい状況になっています。
先に結論を言うと、本物のSMSには必ず
「一定の共通点」があります。
この記事では、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、格安SIM(LINEMO・ahamo・UQなど)これら主要キャリアが実際に送る
*本物の料金未納SMSの特徴”をまとめました。迷った時のチェック用としても使えるので、ぜひ、ブックマークして活用してくださいね。
料金未納SMSの“本物に共通する特徴”3つ
本物の料金未納SMSは、キャリアによって文面は違っても、次の3点は必ず共通しています。
①「必ず公式の番号」から送られてくる
各キャリアは決まった番号(例:ドコモなら「ドコモ公式」表示、auは157など)から送信します。
| キャリア | 公式SMS送信元(表示名・番号) |
| ドコモ ・docomo | NTTDOCOMO(表示名) ・0120-800-000 ・0120-740-360 ・0120-131-067 |
| au(KDDI/UQ) | KDDI/au(表示名) ・157 ・0120-921-276 ・0120-925-926 |
| ソフトバンク(Y!mobile含む) | SoftBank(表示名) ・0800-919-0157 ・0800-222-0070 ・0800-170-1201 ・0120-907-189 |
| 楽天モバイル | Rakuten Mobile/Rakuten(表示名) ・0800-600-0700 |
| ahamo | ・ahamo(表示名) ※SMSは少なめ、アプリ通知が主 |
| UQ mobile | UQ/KDDI(表示名) ・157(au同様に届く場合あり) |
| LINEMO | SoftBank(表示名) ※URL確認必須 |
| その他MVNO(IIJmio・mineoほか) | 公式SMSは最小限(契約・MNP時のみ) 料金未納は「メール通知」が主 |
③ 文章は簡潔で、感情を煽らない
本物は、決済ページやクレカ入フォームには直接飛ばしたりしません。誤ってアカウント認証などしなようにしてください。また、偽物は「至急連絡を」「本日中に支払え」など強い表現が多い傾向にあります。慌てずに確認してください。
キャリア別|本物の料金未納SMSの特徴
2-1. ドコモ
送信元は「【ドコモ】」と公式名で表示されることが多いURLのドメインは必ず「*.nttdocomo.co.jp」
文面は短文・簡潔です。例:「料金の支払いが確認できていません。dアカウントでご確認ください。」
2-2. au(KDDI)
送信元は157または「KDDI」表示です。
URLは「au.com」「kddi.com」以外は偽物「至急」などの強い表現は使わないです。
2-3. ソフトバンク
送信元は「SoftBank」または0800〜発信番号です。ただし、近年0800発信による別の迷惑電話があるので、下記とセットで確認してください。URLは「softbank.jp」のみ。詳細は公式My SoftBankへ誘導
2-4. 楽天モバイル
送信元は「Rakuten」「Rakuten Mobile」URLは「rakuten.co.jp」「mobile.rakuten.co.jp」他ドメインはすべて偽物です。
2-5. 格安SIM(ahamo・UQ・LINEMO ほか)
基本的に “公式アプリ内通知” がメインです。SMSよりアプリ通知が多い=SMSが来たら疑ってOK。URLは必ず公式ドメイン(ahamo.com など)
本物と詐欺SMSの違い:具体例で比較
| 項目 | 本物 | 詐欺SMS |
| 送信元 | キャリア名 | 見慣れない番号 |
| 文面 | シンプルで短文 | 感情を煽る表現 |
| URL | 公式のみ | 不自然なドメイン |
| 誘導先 | 公式アプリ | 偽ログイン画面 |
本物か不明な時の安全な対処法
まとめ:迷ったら公式アプリをチェックするのが最も安全
料金未納SMSは、本物と詐欺の差がわずかになってきています。迷ったら、SMS内を操作せずに、自分で公式アプリを開く。これだけで詐欺リスクはほぼゼロになります。